PROFILE

Mission/ごあいさつ

はじめまして。

上杉 惠理子です。

私は今、和装イメージコンサルタントと、マーケティング戦略コンサルタントの二つのお仕事をしています。

和装イメージコンサルタントとしての私の仕事は

「和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜」を主宰し、自分で伝統衣装 着物を着こなせるように、着付けにとどまらない幅広い知識やノウハウ、考え方をお伝えしています。

そうすることで、クライアントさんは自分の唯一無二の魅力を思い切り外に表現できるようになり、より豊かに生きていける。そして、日本中のタンスに眠る着物や帯を現代に生かすことで、着物とその文化を、次世代に受け継ぐ。そんな世界を目指しています。

マーケティング戦略コンサルタントとしての私の仕事は

商品・サービスが生まれた”想い”から、他社との明確な違いを引き出し、コンセプトまで昇華させ、未来の顧客へ届けるプロセスを整えること。

そうして、想いのこもった商品・サービスが社会に広がることで、物的にも心的にもより多様性豊かな社会になるよう、貢献することを目指しています。

ふたつの仕事に先に見るMission

和装イメージコンサルタントとマーケティングのお仕事は一見、全く別モノのように見えますが、どちらの仕事も目指すところは同じなのだと気づきました。それが冒頭の言葉、

起業して8年目、40代半ばになった今、私はこんな問題意識を持っています。

私たちは Creation つくる というチカラを失っているのではないか。
私たちは Creation つくる というチカラの回復が、次の時代へのKeyなのではないか。

今の日本、特に東京や都市で暮らしていると、私たちは消費者としてとても便利で恵まれた世界にいます。

子どもの頃手縫いをしていた雑巾は、100均で3枚セットで売っている。
家族みんなそれぞれ、スマホやPCで好きな番組を見ることができる。
ポチッと押せば、ほしい商品は翌日玄関に届く。
ポチッと押せば、熱々ごはんが1時間ほどで届く。
youtubeでセミナー級の情報が無料で見られる。

便利すぎて、消費者としてものすごく甘やかされている。

その代わり、私たちは自分で創りだすチカラを削がれていないでしょうか。

だって「提供者」は、私たち「消費者」に買ってほしいから。
だって「提供者」は、私たちに「消費者」でい続けて欲しいから。

GDP国内総生産という国の経済力を測る指標だって、生産量ではなくて実際は消費量で測られる。

ところが創るチカラを失っていくと、苦しい状況になったときに方法が見えず暴れ出します。不平を言い、愚痴を言い、手の届くちょっと上に居そうな人を引き摺り下ろし、自分を助けろと求める。消費者に便利になればなるほど、ゴミが増え、資源は減り、地球が無言の悲鳴をあげているように私には見えるのです。

今の社会では、少し前の先進国/途上国というよりも、提供者/消費者の間に、いがみ合いや詐欺欺瞞、争いが起こっている気がするのです。

私は、日本の伝統衣装 着物が大好きです。

洋服がめんどい!
パンストとパンプスは、二度と履きたくない!!
365日きものを着て過ごしたい!!

…と思って起業しました。ステイホームではヨガウェアのような服装で過ごしていますが、外出し人と会うときはほぼ 着物を着ます。

こうして着物とべったり過ごしていると、学ぶことがたくさんあります。

身近な花鳥風月を描いた着物は流行なく、時も国地域も超えて人の心を動かします。着物は絵画そのもののようです。

40年前に母が縫った着物も、祖母の形見の着物も、ものすごくタフ。今もこれから数十年も現役で活躍してくれそうです。一生を共にする服があるのだと、着物が教えてくれました。

そしてまた、着物が教えてくれたことは、人間の手の可能性でした。

着物はこんなにも美しく、丈夫なのに、ゼロから手仕事で生まれます。なぜなら糸取りも、機織りも、仕立ても、基本動作は全て直線。だから、百数十年前まで、着物を生み出し創ることは、人々の日常の仕事の一部でした。

私自身も着物と付き合いながら、半衿を縫いつけたり、ちょっとほつれを直したり、余り布で小物をつくったりするようになりました。ヒィヒィ言いながらも木綿の着物を自分で仕立ててみたこともあります。そうして気づいたことは

人の手は、何かを産み出すチカラがある。
私の手も、創るチカラがある。

めんどくさくもある。
だけど、喜びでもある。

着物を着こなす和創塾を立ち上げたことで、日々装うものを自分の意思で選び、そのために手を動かす価値を伝えるようになりました。自分で決めて動いたら?と着物を通じてメッセージを送っているのだと思います。

マーケティングコンサルの仕事は、それをもう少し直接的にやっています。「何かやりたいー!でも怖いー!」と怖気付いている人を、「大丈夫、ほらっ」と後ろからちょっと強めに背中を押している感じ。

だって。大丈夫なんだ。

最初は思い通りにできないかもしれない。誰も目に留めてくれないかもしれない。売れないかもしれない。お金にならないかもしれない。

それでも、創り続けることは、自分のチカラを自分で信じる最高のエンパワメント。

私たちには Creation創るチカラがある。
使わずに錆び付かせていても、あなたの奥にちゃんとある。
消費者に甘んじて、創るチカラを放棄しちゃいけない。

着物を着こなしながら、マーケティングを使いながら、自分のCreationを発揮し続けること。
消費するだけでなく、産み出し、与える側にも立つことを提案したいのです。

「創る」生き方を主流にできたら、世界は変わる気がするのです。

2023年8月3日
上杉 惠理子

上杉惠理子プロフィール

上杉惠理子 Eriko Uesugi

和装イメージコンサルタント/想いから始めるマーケティング戦略コンサルタント

1980年生まれ、東京都八王子市出身。

東京下町出身で江戸っ子気質の英語教師だった父と、日本橋三越直営の和裁士として修行した母の間に、3人きょうだいの長女として生まれる。

タカラジェンヌだった従姉妹に憧れ、宝塚歌劇団の舞台に立つことを夢見るも、二度の宝塚音楽学校受験はあっけなく不合格。

次の夢を見つけられず、黒い服ばかり着るファッションセンスの無さとぽっちゃり体型という二つの外見コンプレックスに喘いでいたところ、交換留学時代にアメリカ人の浴衣に対するポジティブな反応を体感。

現代だからこそ伝統衣装きものを着こなす可能性に気づく。母の30年前のきものを着こなすことで「きものが似合って素敵!」と皆から一目置かれるようになり、自分の人生の主役として自ら輝く生き方を手に入れる。

ホテル運営会社 星野リゾートの営業・マーケティング部門で勤務する中で、担当した赤字リゾートの黒字転換と会社の急成長を目の当たりにし、ビジョン・戦略・行動力があれば現実を変えられることを実感。

「斜陽」と言われても、自分を変えた きものの真の魅力を伝え、きもの文化を次世代に受け継ぎたいと、日本で唯一の和装専門のイメージコンサルタントとして独立。

2016年3月にきものの着こなしを学ぶ『和創塾 〜きもので魅せる もうひとりの自分〜』を開講。

「難しい・苦しい・お金がかかる」と思われがちなきものを、「誰でもできる・身体に楽・高コスパ」で、女性ひとりひとりの魅力を引き出す最強の勝負服として、コーディネートや着方などを提案する。

きものの着方や知識を教えるだけでなく、受講生それぞれの個性やストーリーに寄り添い、きもので自信を取り戻し、夢に踏み出す女性を応援する姿勢に、全国から相談者がやってくる。 

星野リゾートで学び、和装の業界に新ビジネスを立ち上げ、ゼロから顧客を集めてきたマーケティングの実績をもとに、2019年4月に処女作『弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上をあげるマーケティング入門』を ぱる出版より上梓。

魅力ある商品・サービスを掘り起こし世に出すべく、マーケティングや広報のコンサルティング事業も展開する。

2022年9月には『世界のビジネスエリートを魅了する 教養としての着物』を自由国民社より出版し、1万部超えのベストセラー作家に名を連ねる。

法政大学社会学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修了。アメリカ交換留学、ケニアでのボランティア、エチオピアでのインターンシップ、アジアの一人旅も経験した国際派でもあり、将来は世界中の文化や自然の魅力を掘り起こし、多様性豊かな社会づくりに貢献することを目指す。

講演・講座テーマ

・ビジネス教養としての着物学
・着物でSDGs  〜自然の恵みから生まれ、布の命を生かし切る着物の知恵と感性〜
・どこまで答えられる? 外国人からの着物への質問
・オフのファッションからビジネスシーンまで 今だから着物を着こなすための基本
・非マーケティング部門の人のためのゼロからのマーケティング入門
・これは広告?広報?フリーランス・中小企業のための広報リテラシー講座
・発信すればするほど自分がわかる 楽しく疲弊せず情報発信するコツ講座 
・マーケティング実践講座 〜たった5つのマーケティングツールで進む道を見出す〜

外部講演実績

・旅の専門店連合会 勉強会「専門旅行会社のマーケティング戦略 お金をかけずに売上を伸ばし大手に勝つ方法とは」講演(2023年7月)
・日本政策金融公庫(北海道)主催「お金をかけず売上を上げる!学んで語って繋がる会」講演(2022年11月)
・一般社団法人プレゼンテーション協会イベント「いま、マーケティングで届く念いの伝え方」講演(2022年11月)
・東京西八王子ロータリークラブ 卓話「コロナ禍でも人気の企業をマーケティングから読み解く」(2020年11月)

上杉惠理子はどんな人ですか?/お客様の声

美しい和装美人でありながら、熱く、パワフル。

かつてのお嫁入り道具「着物」をイメージ戦略のツールとして、現代に蘇らせる、まさに現代の大和撫子!

ご自分の思い・感性・人生をとても大切にされている方です。

着物に対する愛情はもちろんですが、ご自分にも、関わる全ての方にも惜しみなく愛情を注がれる方だと思いました。

信念があり、夢があり、行動力があり、いつも明るく華やかな人。

でも、優しくて、目線の高さを塾生と同じ高さに合わせてくれる人。

1人ひとりの状況に合わせて細かな相談にも丁寧に応じてくれて、一緒に喜んでくれるし、その人の良さを見つけて背中を押してくれる人。

きれいな女性です。

一人一人の状況をよく見てくださいます。

きちんと目を見て、問いかけに答えるだけではなく、どう思いますか?どうしますか?

と自分で考えること、自分の人生は自分で決めることを提唱してくださる方です。

着物の神(がいるとしたら笑)に選ばれし人と私は思っています。

色んな着物美人を見てきましたが、私個人的にナンバーワンに着物がお似合いです。

見た目は女性らしいのに、個別セッションは男前でした。

着物への愛がゆるぎなく、凛としていてかっこよかったです。

着物に対する情熱と大きなビジョンを持っている方です。

誰に対しても明るく温かく接してその人の良さを引き出してくれます。

何より、可愛くてきれい!

そこにいてくれると楽しいです^^

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