上杉惠理子のこと

自分史上最高だった2015年アンコールワットへの旅を振り返ってみた

先日、カンボジアのシェムリアップでお世話になったゲストハウスが2021年1月で閉業と知り、こちらの記事を書きました。

思い出の宿が閉業/シェムリアップ The City Guest Houseに感謝を込めて 世界遺産 アンコールワットを観たいと、初めてカンボジアに行ったのが2015年の2月のことでした。会社の有休をここにつぎ込んで、予算もし...

書くと、いろいろと思い出しますね^^

2015年2月、2社目の勤務先となった星野リゾートも5年目に入り、有休などを使って、世界的な世界遺産 カンボジアのアンコールワットを観にいこうと、大きなバックパックを背負いポシェットを下げて、9日間のひとり旅に出ました。

このときの旅は、現時点でも自分史上最高の旅でした。行きたい!やりたい!と思ったことを、全てやり切った旅だったのです。

例えば…

プノンペンに寄るために、まずベトナム・ホーチミンに入り、そこからまるっと一日バスにのって陸路で国境とメコン川を越えたこと

アンコールワットのあるシェムリアップに行く前に、首都プノンペンに行き、内戦の歴史を伝えるトゥールスレンとキリングフィールドに行ったこと

プノンペンやシェムリアップ市内の移動は、タクシーではなく、トゥクトゥクで風を感じながら移動していたこと

宿泊はプノンペンではお友達の会社さんの社宅、シェムリアップでは1泊20ドルほどのゲストハウスに泊まり、一人旅なのにたくさん人と話せたこと

アンコールワットはもちろん、タプロームやベンメリアなど他の有名な遺跡もほぼ回ったこと

内戦中、アンコールワットを撮りたいとシェムリアップに滞在し、内戦に巻き込まれてなくなったカメラマン 一ノ瀬泰造さんのお墓参りをすること

アンコールワットの本当の美しさを感じたくて、滞在中に3回も行ったこと

「お金がかかるから」とお金を理由に諦めたこともなかった。「安全を見てこっちが良いかな」とリスクを気にして諦めたこともなかった。ひとり旅だったので、一緒に行く人がこっちが喜ぶかなと誰かを気にして選ぶこともなかった。

贅沢をしたわけではないけれど、安いから選んだのではなく、それが楽しくて心地良くて自分でポジティブに選んだ。行きたいところは全部行き、ご飯もしっかり食べて、飲みたいだけビールを飲んだ。

そんな旅は、人生で初めての旅でした。

詳しい旅のお話はStandFMで音声でお話しています。

<音声:2015アンコールへの旅を話してみた>

①点ではなく線で感じるルート編
https://stand.fm/episodes/600d5e5883a4826aac52cda0

②内戦の歴史を辿る編 https://stand.fm/episodes/600e53028ba7e150381e3c02

③肝心のアンコールワット編 https://stand.fm/episodes/600f792883a482212652f71a

そして3回目のアンコールワットでの第三回廊の動画を、こちらのyoutubeにあげています。StandFMの音声を聴いたあとで、ぜひご覧ください^^

2021年1月時点では自由な海外旅行はまだできない状態ですが、また自分の五感をフルに使って、自分が望む旅をしたいなと思っています。


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