徒然日記 〜日々出会う本や映画〜

師匠、すごかった/立川志の輔一門・ふきよせの会

こんにちは。上杉惠理子です。

10月4日、こちらの落語会に行ってきました!

立川志の輔一門・ふきよせの会

ガッテンでお馴染みの立川志の輔師匠と、志の輔師匠の8人のお弟子さんが出演する一門会。

5番弟子で、私もにど落語会を主催させていただいた立川志の彦さんももちろんご出演!

お席は二人ずつバラバラだったのですが、お誘いして6名で行ってきました^^

いやぁ〜〜盛りだくさんでした!!

終演後にロビーに貼り出される演目

お弟子さん皆さん個性的で、どれもほんっとに楽しくて、いっぱい笑いました!

2番弟子で真打の立川志の八さんは、コロナ禍で伸びた髪をリアルに髷にしていらして笑 メジャーな古典落語「時そば」をかけてくれたのですが、初めて聞く話かと思うくらい新鮮!!

笑いました!!

オチまで知っている話でも、何度聞いても楽しいのが落語の醍醐味。

志の彦さんの「親子酒」も楽しかったなぁ〜お酒好きの親子が一緒に禁酒をするけれど、3日目で飲み始めちゃうお話。酔っ払いのお話って、ジェスチャーというか動きが他より多くて見ていて楽しい^^

志の彦さんに最初にお会いしたのが2014年。当時を知っているので、ほんっと腕を上げ続けているなぁと思います。

そして

そして

何よりも最後の、志の輔師匠。

すごい。

ほんっと、師匠、すごい。

志の輔師匠がかけてくれた「ねずみ」とも古典落語のひとつ。

ある旅人が仙台に着いたところ、宿引きの子どもに誘われて「ねずみ屋」という宿に泊まります。

その宿は食事も布団もろくになく(子どもがお客さんが来ると前金をもらって布団を借りに行く)、その子どもと腰の立たない親父さんの二人でやっている、小さな小さなお宿。

子どもが食事とお酒を買いに行っている間、旅人は親父さんに経緯を聞いたところ… というお話。

親父さんはもとは向かいの大きな虎屋という宿の主人だったところ、後妻に迎えた女中頭と番頭に仕組まれて乗っ取られた、と語るシーンがもう素晴らしくて…

2000席満員御礼の会場が、しんっと静まって、聴き入りました。

つらく、切ない身の上話に、うっと涙が出そうになるところで、ちゃんと笑いを入れてくれるのがまた絶妙。

バンバン笑わせてくれるお話もほんっとに楽しいけれど、志の輔師匠の人情噺は本当に素晴らしい。

実はその旅人は、左甚五郎という有名な彫り師で… お話はハッピーエンドに向かっていきます^^ 

たっぷり一時間、一瞬も私たちの集中力も途切れることなく、語ってくださいました。

「全員参加の3時間」とパンフレットに書いてあったのですが、15時開演で終わったの18時半!休憩除いて、しっかり3時間でした笑

18時までかと思っていたので、終演後はおなかぺこぺこの黒パグ姫のお世話に急いで帰りました笑

落語、やっぱり好きだなぁ〜としみじみ。

私の落語好きも幅が広がってきて、現代ものやSF落語、 ピンク落語も聴いたりしていましたが、古典落語はやっぱり良いであります。しみじみ。

ベーシックな古典落語をちゃんと楽しめる立川志の輔一門は、落語デビューの方も誘いやすいし、落語ファンも絶対満足する

志の輔師匠の落語会は人気すぎてチケット取れないのですが、昨日の一門会は普通に取れて、ありがたかったです^^

落語、やっぱりおすすめ〜♪ 

笑うのはいい。ほんとにいい。

着物でお出かけする機会にもなるし!写真撮り忘れましたが、私の昨日のコーデは大島紬に博多献上でした^^ 

お近くに噺家さんがいらしたら、ぜひ聴きに行ってみてください♪

和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子


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