徒然日記 〜日々出会う本や映画〜

北海道LOVE!帯広に講演にお招きいただきました

こんにちは。上杉惠理子です。

2022年11月30日、北海道の帯広に行ってきました!

十勝帯広地域の女性起業家さんグループに、マーケティングの講演にお呼びいただいたため♪私の1冊目のマーケ本をお読みくださって、オファーくださいました。

最初は東京から呼ぶのは大変だからとオンライン登壇でと言われたのですが、皆さんはリアル会場に集まるとおっしゃるし、十勝行きたいし!!!

リアル会場に押しかけることにしました笑

▼講演の内容についてはこちらの記事をどうぞ!

omoitoブログ
【登壇レポ】売上を上げるには二つしかない/十勝でマーケティングの講演をさせていただきました
https://omoito.com/?p=693

この記事では、講演以外の十勝滞在レポをお届けします♪

朝一番のフライトで帯広へ

朝3:45に起きて、始発の電車に乗り、6:55羽田発&とかち帯広空港行きのAIRDOに無事に搭乗。

この朝7時頃の北海道行きのAIRDOフライト、星野リゾート時代にもよく使っていました。眠いのだけど、朝のフライトは空が綺麗だし、混んでいないし好き♪

前夜の東京は雨風強くて飛行機ちゃんと飛ぶかな…と少し心配しましたが、 起きたら雨も止んでいました。

この日は羽田から帯広まで1時間15分のフライト。(帰りは向い風で少し1時間45分でした)

離着陸のときはかなり揺れましたが(久しぶりにドキドキ…)上空では安定のフライト。北海道行きの朝フライトでは、サンドイッチとあつあつスープが朝ごはん。

AIRDOはスープが美味しくて好きです♪今回は、ホタテスープでした。

ベアドゥのカップも可愛い❤︎

着陸が近くなると、十勝平野がよく見えます。

うねる河川がカッコいい。大きな台風や大雨があると突然、川の形が変わるんだよね。

そしてそうそう、これこれ!^^

パッチワークの畑!!

しっかり耕したこげ茶の畑は、これから何を植えるのかな。
鮮やかな緑の畑は、何の芽が出たのかな。

夏だと色合いがまた違うし、これから冬になれば真っ白の雪景色になる。

新千歳よりも帯広の方が、着陸するときの景色は楽しいと思う♪

そして、飛行機を降りてびっくり!

寒い!!!

というか、冷たい!!

この日の朝の東京は生ぬるいような暖かさでしたが、さすが帯広。袷の着物で来てよかったわ、、、

滞在は北海道ホテル!

今回の宿泊先に選んだのは、帯広にある北海道ホテル。

北海道ホテル
https://www.hokkaidohotel.co.jp/

120年の歴史がある、帯広のホテルならここ。

駅からタクシーで5分ほどとちょっと離れているのですが、全国チェーンのシティホテルとは異なり、北海道の魅力をぎゅぎゅっと満喫できるホテルです^^ 

ラウンジからのお庭も北海道に来たなぁと感じます。野鳥もたくさんくるし、リスも走っていました^^かわいい❤️

小さなチャペルもあって、10年ほど前に同僚の結婚式に出たこともあります^^ そうそう、あのときにいつか泊まりに来ようと思ったんだった。

そしてこの北海道ホテルを選んだ一番の理由はこれ!!

モール温泉ですっ!!

モール温泉とは、太古に地中に埋もれた植物が、黒炭に変化する過程で生じるフミン酸やフルボ酸という肌をすべすべにする有機物が地下水に溶けだし、温泉となったものです。

北海道ホテルHPより

通常の温泉は鉱物性ですが、モール温泉は植物由来の有機性。赤褐色のお湯はとろみがあってやわらか。ほんっといいお湯なのです❤︎

アイヌの人たちは「薬の沼」と呼んでいたとか。

美肌の湯としてとても効能の高いモール温泉、なんと!世界にこの十勝とドイツにしかないのだそうですっ!!

希少!!!!!

北海道ホテルは、モール温泉の源泉があり、源泉掛け流しでほんっと素晴らしい。昨日から帯広もグッと寒くなり、露天風呂が気持ちいいこと、この上なし。

そして、ここ数年はサウナにも力を入れていらっしゃいます。

現社長さんご自身が数年前からサウナにハマったそうで、男女ともにサウナ室をリニューアル!

サウナの石を変えて、ゲストが自分で水をかけられるロウリュ式を導入。水風呂は清流 札内川の伏流水!

北海道ホテルさんは、今年の日本サウナ学会の総会会場になったそうです笑 熱い…!!

私は普通にサウナ好きという程度でしたが、こだわりのサウナって全然違うのですね!ここの白樺を取り入れたサウナ室が、とっても気持ちよかった!

どんどん呼吸が深くなって、鼻と喉がスッキリしました^^ 

あぁ。。。最高。。。。
夜寝る前、そして翌日の朝風呂と、温泉を堪能しました…❤︎

帯広駅から少し離れた十勝川温泉では、モール温泉を楽しめる本格旅館がいくつもあります。

北海道の温泉といえば、登別とか洞爺湖とか定山渓とかが有名ですが… 十勝のモール温泉もぜひ。

帯広駅近くでモール温泉を満喫するなら、北海道ホテルがおすすめです♪

食ももちろん最高❤︎ 帯広ごはん

帯広はご飯ももちろん美味しい❤︎

十勝といえば豚丼が有名ですけど、いろいろあるのです〜❤︎

30日の夜ご飯は、今回の講演のお話を繋げてくださった、帯広在住の木野村弁護士が帯広のお店に連れて行ってくださいました♪

屋台のような小さなお店が並ぶ「北の屋台」にある、燻製の煙陣さんへ。

燻製の盛り合わせ、もちろん美味しい…❤︎

とかちマッシュと、とかちの海で採れたツブ貝のアヒージョ❤︎

向かいに座られた漁師のお客さんが持ち込まれた、いばら蟹のお裾分けまで頂いてしまいました!!

めちゃくちゃ肉厚!!おいしかったーーーー!!!

もう一軒と連れて行っていただいたのは、リビングのような会員制スペース。

実験的に作っている十勝の日本酒をいただきました!美味しい❤︎

久しぶりに超早起きだったので、二次会まで♪本当にありがとうございました!!

あぁ〜ほんっとおいしかった!!

閉鎖的?大らか?十勝の謎が解けた

星野リゾート時代から思っていたのですが、十勝エリアって素晴らしいのに、あまり知られていないなと思っていたのです。

お肉料理とか、チーズ料理とか、パンとか、ジャガイモとか、ケーキとか…最高です❤︎

バターサンドの六花亭も帯広に本店があります。本店のケーキ…やすくて美味しいんだ!!

食事も美味しい、景色も綺麗、そして温泉が素晴らしい。

なのにイマイチ、観光地としては知名度が低い。十勝の商圏が独立していて、その土地で完結しているような…そういう印象でした。

有名な話だと、帯広にはインデアンというカレー屋さんが超有名。カレーはお家で作らず、鍋を持ってインデアンに買いに行き、子どもたちはインデアンのカレーで育つそう。

なので、CoCo壱さんが帯広に出店したとき、あっという間に撤退したらしい…!!

地元愛が強すぎて閉鎖的なのかな〜と感じていたのです。

ですが今回、十勝の方々とたくさんお話しして、実はちょっと違うことがわかってきました。

十勝の食料自給率は1100%

ものすごく農業が強い。

十勝の農家さんたちは、ランボルギーニのトラクターを乗るんだというお話も聞きました。

税収もとても豊かなのだそうです。

だから、今まで観光に力を入れる必要がなかった…!!

太平洋側の十勝は雪も少なく、冬でも「とかち晴れ」と呼ばれる青空が広がります。

それもあってか、気質は明るいラテン系の人が多いそう^^ 

CoCo壱さんが撤退した話も、

「十勝の人は新しいもの好き。CoCo壱ができたときも、みんな最初は行く。でもやっぱり十勝のものが美味しいよね、と地元のインデアンさんに戻っていく」

という感じだそうです。

なるほどね〜

自分で起業し、ビジネスを複数持つことが当たり前、という雰囲気もあるそうです。

ただ、少子高齢化の波はあるし、もっと人の交流を増やしたいということで、最近やっと観光や移住をPRするようになったとか。

今、円安で輸入品をはじめ物価高で暮らしが大変!と言われますが、ちゃんと日本各地すみずみまで見渡せば、豊かな資源がいっぱいあるのだと思う。

ものすごい可能性を感じた十勝滞在でした。

北海道、大好き❤︎

というか、十勝大好き❤︎

また来ます〜〜!


上杉惠理子


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