徒然日記 〜日々出会う本や映画〜

落語の醍醐味はお席亭にあり!/第4回はしもと落語会

こんにちは。上杉惠理子です。

昨日2022年5月30日は地元・八王子のお隣、さがみはらへ。

「はしもと落語」というタイトルで定期的に落語会が開催されているとのことで、お誘いいただき行ってきました。

昨日のテーマは…

SF落語!

SF、サイエンスフィクションの落語です。

八さんとか熊さんとか御隠居さんとか…古典落語でお馴染みのキャラは一切出てきません…!!

近未来だったり、ものすごく昔だったり、「もしも、***だったら?」という仮設定で進むお話が、高座の上で、おきもの姿で展開されます。

笑福亭羽光師匠は、古典もSFも下ネタも(!)幅広く演じる落語家さん。

私は昨日が初めての羽光さんでした^^ 

そして立川わんだ師匠は、もともとSF作家になりたかったという落語家さん笑

SF小説家としてデビューするよりも、落語家になって新作落語を披露した方が早いんじゃないか?と気づいて落語家になったという、筋金入りのSF落語家です。

以前、真打昇進の直前のわんだ師匠を聴いたときは、ぶっ飛びすぎてついていけなかった笑

ついていけるか、楽しめるか、ちょっと心配していましたが…

爆笑して帰ってきました!!!

落語最高❤︎

終わった後は、少人数の懇親会もあり、羽光さん&わんださんを交えてたくさんお話してきました^^ 

この「はしもと落語」は、さがみはらの橋本駅近くにお住まいのナナコさんが主催されていて、今回で4回目だそうです。

右から主催のナナコさん、高座を終えた羽光師匠、わたし。

ナナコさんが落語に出会ったのは最近のこと。

羽光師匠の落語にぞっこん惚れ込んでしまったそうで、羽光師匠を呼びたくて はしもと落語を始めたそうです。

なので、他の落語家さんはほとんど知らないとのこと^^ 

私も二度落語会を主催しましたが、落語家さんとの連絡とか企画とか集客とか会場準備とか、まあまあ大変なわけです。

ナナコさんは2か月に1回ペースで継続して開催されていて、毎回チラシもちゃんとつくっている!!素晴らしすぎる!!

準備や運営は本当に大変だと想像できるのですが、でもナナコさんはとっても楽しそうなのです^^

その一番の理由は、羽光さんが大好きだから。

大好きな、「推し」の方のイベントを直接運営して、懇親会では隣で飲める。

大好きな演者さんとこんなにディープな関わり方ができるのは落語の世界ならではです。

落語家さんはそれぞれお師匠がいて、協会に所属していたりしますが、基本ひとりで独立してお仕事をしています。

相当な大モノ落語家さんでない限り、マネージャー的存在もいない。

「あなたの落語会を主催したいんです!」と話を持ちかけ日程調整をするのも、落語家さんと直接です。

ちなみに、落語の世界では、主催の人を「席を設ける人」ということで「席亭」と呼びます。

落語が好きになったら、聴きに行くのももちろん良いのだけど、主催=お席亭になるのも落語の醍醐味なのだと思いました。

羽光&わんだ両師匠の落語も楽しかったけれど、目をハートにして主催するナナコさんを見れて幸せでした^^

私もまた落語会やろうかなー♪と刺激を頂きました。

はしもと落語会の情報はtwitterで #はしもと落語 で検索してみてください^^

私もまた行こうと思います♪

上杉惠理子


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