こんにちは。
上杉惠理子です。
私、和装イメージコンサルタントとして、きものの着こなしを伝える仕事をしてきて、みんなのそれぞれ可能性が華開きますようにと思ってきました。
生徒さんも。私自身も。
みんなそれぞれ、魅力的な蕾や芽を持っている。それは外から持ってこなくても、ちゃんと内にそれぞれあるからみんなの「花」が開けば良いだけ。
そしたらこないだ、すごいことに気づいたの…！！
花って、花によって咲き方が違う！！！
私は最近、コスモスが好きなのだ。
愛犬ちゅらと朝散歩に行くと結構、いろんなところに咲いている。
散歩コースの中でも、一番お気に入りの場所がこちら。
何年か前まで家が建っていたんだろう空き地が、コスモス群になっている！
オレンジ、ピンク、濃いピンク…と3〜4色のコスモスが奥まで…！！
ちゅったん、コスモスがいっぱいだよー！すごいね〜すごいね〜と話してます^^
一年前のこの時期も、この場所がコスモスいっぱいになっていて気づいたら今年も見事に咲いている。
コスモスという植物を調べてみると…
- 原産地は南アメリカ
- 日本に渡来したのは明治初め
- コスモスを「秋桜」と漢字を当てる表現はさだまさしさんの歌から定着（へぇ〜！！）
- 人が手をかけなくても、日の光と最低限の水で育つ。むしろ人が庭で育てるときは水や肥料の与えすぎに注意。
- 花が落ちて種ができたら、その種がこぼれ落ち、また翌年花が咲く。
コスモスはそよそよと風に揺れる可愛らしいお花だと思っていたら、実はとても力強いお花なのですね！！よーく見ると、意外と茎が太くて、手で摘むこともできない。
そしてコスモスの語源は
星があふれる宇宙 cosmos、秩序と調和の取れた世界体系。
空き地いっぱいに人の手など借りずに わさわさ育つコスモスは、一見無秩序のようで実は自然界の調和が取れている特別な美しい世界。
私は空き地の中に入り込むのが、なんだかためらわれていつも外側から見ています。
私が自分の花を咲かせるなら、コスモスの花のように、咲いていたいと思う。
等身大に自分に必要な水と光と土の恵みを目一杯受け取って、自分が咲きたい場所に咲きたい花を咲かせる。
そうか、私はソメイヨシノでもなく、薔薇でもなく、ダリアでもなく、コスモスのように咲いていたいのだ。
わざわざ生けばなの花ばさみを持って行って一本、我が家に来てもらいました。
とっても好きな色❤︎
花、といってもいろんな咲き方があるのだと気付きました。
みんなに見てもらえるのが何よりも幸せ とか
花開いてその蜜が誰かのためになるのが幸せ とか
虫は絶対にいやなの… とか
肥料は多めでお願い❤︎ とか
花になる前から芽が出て、葉が増えていくのがもうすでに幸せ とか
いろんな花があるんだと、いろんな咲き方があるのだと、コスモスに教えてもらいました。
あなたは、どんな花が好きですか？
どんな咲き方をしたいですか？
あなたが本当に咲かせたいと思う花を、あなたが咲かせるのを ぜひ見たいと私は思うのです。
和創塾
〜きもので魅せる もうひとりの自分〜
上杉 惠理子
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