徒然日記 〜日々出会う本や映画〜

新しいコミュニティのカタチ/卒業生が裏方な出版オーディション

こんにちは。上杉恵理子です。

先日2021年3月19日金曜日は、私がマーケティング本を出版するキッカケになった、ネクスト著者スクールのオーディションに行ってきました。

出版プロデューサー松尾昭仁先生 主宰
ネクスト著者スクール 
http://next-s.net/ 

オーディションでみなさまに合格のサクラ咲きますよう。桜の帯を締めて♪

何のために伺ったかというと、オーディションの運営をガチで手伝うため笑

オーディションは、数十の出版社の編集担当者さんの前で、出版企画をプレゼンし、面談権を獲得するもの。コロナ禍で前回からZOOMでライブ配信もしています。 私も3年前にこのオーディションに出たことで、マーケティングの本を出版するに至りました。

このオーディションの会場設営やお茶やコーヒーの準備、審査結果集計、プレゼンの録画など、

裏方を担うのは卒業生。  

『スピリチュアル・サイエンスの教科書』の著書 小西昭生さんはバリスタとしていつもコーヒーを淹れてくれる。某有名レストランのシェフで、おもてなしの本の著者さんが、審査員の方を席にご案内している(良いのか!?笑)。 私も今回は、審査結果の集計まとめという、時間勝負で絶対間違えられないお役目を担当しました。…緊張した!

その道のプロフェッショナルも、大きな会社の社長さんも、みんなで準備し掃除をします。

しかも、みんな真剣に全力で「仕事」をする。

その姿に編集者さんも、新しい受講生もみなさん驚かれます。なぜ?と。

なんでこんなに卒業生がボランティアで手伝うのかというと、出版プレゼンがもうセミナー級なので聴くだけで勉強になるとか、編集者さんや卒業生とのご縁が繋がるとか、直接的な参加する「メリット」もあります。

だけどみんな、「お金をもらえるから何かする」という基準で動いていない気がする。

お手伝いに行くのは、自分がしていただいたことを、恩送りしたい、との思いもあります。

私がお世話になった3年前も、当時から卒業生のみなさんが本当にサポートしてくださいました。企画書づくりからたくさんアドバイスいただきましたし、オーディションの運営は、こんなにたくさんの方が関わってくださっていたのかと、自分が卒業生になって知りました。 

でも、お返ししている、という感じだけでもない。

自分も持っていた出版の夢を、手を動かしながら具体的に応援できる。それ自体がすごく楽しくて、幸せなのです。

スクール側で、もっとスタッフを雇うというのもアリだと思います。もちろん人件費はかかるけれど、いつ誰が来るかわからない卒業生ボランティより、運営は安定するはず。

この不安定な場があるからこそ、私たちは無理はせず、自分ができる範囲で目一杯与えることができて、結果このスクールはものすごく安定している。

お金ではないものを、与え合い受け取りあっている。

新しいコミュニティの在り方はこういうことなんじゃないかな。と参加しながら思っています。

上杉惠理子


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