徒然日記 〜日々出会う本や映画〜

ライブに勝るものはなし/劇団☆新感線yellow『月影花之丞大逆転』

2021年4月2日。久しぶりに舞台を観に行ってきました。演目はこちら。

劇団☆新感線yellow
『月影花之丞大逆転』
http://www.vi-shinkansen.co.jp/yellow/
池袋 東京建物ブリリアホールにて

劇団☆新感線を最初に観たのは、遡ること20数年前。当時高校生だった私が演劇部仲間に誘われて観に行ったのが、『ガラスの仮面』をパロディにした1996年の『花の紅天狗』でした。

もともと宝塚や劇団四季など正統派ミュージカルが大好きな私。笑いをとる小劇場系のお芝居が苦手だったのですが…。木野花さんが演じる月影先生と、高田聖子さんのマヤが紅天狗(天女ではない)を目指す話で、元ネタも知っていたのでおもしろくておもしろくて!!小劇場発でも新感線に、一回で大ファンになりました。

その後、新感線は2000年頃から本当に人気劇団になって、チケットが取れない劇団、有名俳優さんのいつか客演したい劇団に成長。なかなか舞台は観に行けず、映画にしたゲキシネ版で、石川五右衛門シリーズなどを観ていました。

そうして2021年3月も後半。ふと聞いていたラジオに、今回の『月影花之丞大逆転』で舞台初出演した西野七瀬さんが出演されていて、本作を知りました。調べてみたら、ちょうど3月21日の緊急事態宣言解除により、販売していなかったS席を開放、追加で抽選販売を始めたタイミングでした。

まぁ当たらないだろうけど試しに♪とノリで申し込んでみたら…なんと当選!!それだけでもびっくりしたのに、会場に行ってみたらなんと、

最前列…!

チケットはB列なのですが、感染対策でA席を撤去していたので、最前列だった!!

目の前にセットがどどん!

いったいこれは、何のご褒美なんだ!?!?

新感線を最前列で観られる日が来るなんて…!!!

前置きが長くなりましたが、本作はというと。

あの『紅天狗』から18年! 月影花之丞が帰ってきた!

「すべての道は芝居に通ず!」という、劇団月影花之丞・座長<月影花之丞(つきかげはなのじょう)/木野花>の号令一下、今日もその稽古場はむせかえるような熱気に満ちていた!

芝居に己をぶつけるのは、ベテランの風格あふれる<塾頭剛太郎(じゅくとうごうたろう)/古田新太>、ワケありの元トップ女優・<水林星美(みずばやしほしみ)/西野七瀬>、大口契約ほしさに稽古に参加する保険外交員の<東影郎(ひがしかげろう)/阿部サダヲ>といった面々!そして、この一座に潜入しようとする一人の男が。インターポール極東支部捜査官の<モスコウィッツ北見(きたみ)/浜中文一>である!

劇団員の塾頭が国際的な殺し屋“イレイザー”という秘密情報をキャッチした北見は、インターポール魂にかけて暗殺を阻止、“イレイザー”を逮捕せんと入団希望を装い、首尾よくオーディションに合格、潜入に成功した!出自も演じる理由もバラバラな役者たちによる、熱く激しい稽古! それぞれの思惑が交錯する中、迫りくる本番初日! そして、水面下で進行する暗殺計画が全貌を現したその時、歴史の闇に埋もれた一大プロジェクトが甦るのだった……ッ!!!!

公式HP あらすじより

そうなのです!24年前「花の紅天狗」で登場した、木野花さんの月影先生が再登場!!これも何のご縁なのでしょうか!?!?

しかも木野花さん、現在73歳とのこと…!!衝撃だわ…強烈な月影先生のキャラと、圧倒的な存在感…!!

お話はもうパロディ満載のネタものでして、ときどき「これ大丈夫なのかしら!?原作者の許可取ったのかしら!?」と心配することもしばしば笑 オトナな笑える作品でございます笑

新感線の魅力は、このくっだらないのに笑、セリフも、立ち回りも、ダンスも、歌も、衣装も、カッコよすぎるところ!!

一番の見どころに、家庭教師のCMにもなっているあのアニメのパロディが出てくるのですが、舞台はアルプスなのに、チャンバラや見え切りなど新感線「いのうえ歌舞伎」が惜しみなく展開。なぜ?とココロでツッコミながらも ほんっとカッコいい!!まさに目の前で、古田さんと阿部さんの殺陣が展開されて…涙出そうなくらい感動しました。

「すべての道は芝居に通ず!!」「良い役者が全力で芝居ができないなんて耐えられない!!」といった月影先生の熱い言葉にもギュンギュンきまして…ですよね!そうですよね!先生!!

26年のときを経て、月影先生と再会できて幸せでした❤︎ 

最前列ということで照明配置や舞台転換をする黒子さんもよく見えて、こうして動かしているのかと、いろいろわかることがありました。

最後のカーテンコールは、目の前の古田さんと目を合わせながら、手を振り合いました❤︎ 思い出しただけで泣きそうだ…!!

ゲキシネも素晴らしくて楽しいけれど、ライブって最高!!

というか、ライブに勝るものはない。

感染対策だからと、おうちで楽しもうとかライブ配信とか、いろいろと「代替物」は出ているけれど、そんなんで満足できるか!!満足したフリなどしなくていいんだ!!

新感線は大人数で、上演時間も長くて、ゴージャスな大舞台が「売り」の劇団。ですが、今の状況でどうするか…かなり考えていらしたようです。今回の『月影花之丞大逆転』は、出演者の人数を11名と少なくし、上演時間も2時間と短い作品でしたが、それでも新感線らしい舞台を作ろうとチャレンジしたのが本作。そんなことを感じさせない、新感線らしい、むちゃくちゃお馬鹿でカッコいい舞台でした!

アンケートで「今後、新感線に出演してほしい役者さんはいますか?」という項目があったので、「山崎育三郎さん!!」と書いておきました^^ 新感線に いっくんが出たら…どんなことしてくれるかな笑

東京千秋楽、そして大阪公演のご成功も心より祈念しております。そしてまた次の作品も観に行けるよう、日々私も精進いたします^^

舞台大好き❤︎ 上杉惠理子


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