こんにちは。上杉惠理子です。
今日2025年4月20日は、毎月1回通ってきたエッセイ講座でした。
批評家で随筆家で詩人の若松英輔先生にご指導いただきながら、毎月自分でエッセイを書き、匿名でみんなでシェアする半年で1タームの講座。
エッセイとは何か。1年目を終えたときに書いたこちらの記事をよかったらぜひ。

今日がこのエッセイ講座の第6タームの最終日でした。まるっと3年、月1回、下北沢のお教室に通いました。
3年って大人になると結構あっという間ですけど、中学の3年間と同じ、高校の3年間と同じと思うと、なかなかの時間ですねぇ。
講座では匿名で作品を読み合い、自己紹介も何もしないので、最初の2年はお教室でご一緒する方々ともほぼ話さずでした。
ビジネスの世界では「誰が語るか/書くか」がとても大切ですが、このエッセイ講座では「誰が書いたか」は重視されません。
誰が書いた作品か先生も受講生もわからないし、教室でご一緒してお顔は知っていても、お名前も、お仕事も、何をされているのかなどお互い何も知らない。
何者でもない、ただの自分で居られる貴重な時間でした。
ただ、さすがに3年も通ったので、今は数名の方とお茶する間柄になれましたし、私は着物と犬の作品が多かったのでほぼバレてました笑
今年の年明けに、この3年で書いてきたエッセイの20作品を1冊にまとめました。
1年ほど前から「エッセイ集にまとめるぞ!」と言いながら、なかなか手をつけられずにいたのですが、今年のお正月に一旦手をつけたら一気に進みました^^
その時のことは、こちらの記事にしています。

ほんっと、着手するって大事!
今日の第6ターム最終日に、先生にも一冊、お渡しさせていただきました。受け取っていただけてよかった^^
↓タイトルは『いのちをまとう いのちといきる 2022-2024』

↓こちらが裏表紙

表紙のデザインは、いつも名刺やHP画像をお願いしている デザイナー 石田彩さんです!^^ ありがとー!!
出来上がってみて、自分で作ったという手仕事感がとっても気に入っています^^
自分でも何度も読み直していまして、気づいたことがあるんです。
ペットロスにならなかったのは、エッセイに書いていたことも大きかったなと。
今回入れた20の作品のうち、6本が犬の話。
初めて一緒に暮らした犬で昨年看取った黒パグのちゅらが、彼女が元気だったときのことから、食べなくなったときのこと、寝たきり介護して看取ったこと、散骨したことまで書きました。
看取ったときの作品は、亡くなった翌日の夜に、ちゅらこの肉体の横で、わぁわぁ泣きながら一気に書いたもの(その翌日の火葬の日が課題提出日だったから)
そんなときによく書くなぁとも思いますが笑
だからこそ書けた文章だし、あのとき書いたからこそ癒しが始まったように、振り返って思います。
「ちゅらこがいなくなったらペットロス確定だ!」って言ってたのに^^ かなり大丈夫でした笑
書くってすごいです。
書くことは、自分の大事なものをちゃんと大事にすることなんだ。
着物の話も今回8本入っていますが、持っている帯や着物の話をひとつずつ全部書きたい。それが次の目標かな^^
上杉惠理子
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