こんにちは。上杉惠理子です。
今夜は出版スクール仲間の、初出版をお祝いしてきました。

出版された本はこちら!
『息子が不登校だった心理カウンセラーが教える
不登校の子が元気になる言葉 つらくなる言葉』
富永愛梨著/青春出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4413233972

著者の富永さんとの出会いは、2021年10月。彼女が出版を志し、最初のオーディションに出たときでした。
出版は著者のコンテンツが良いだけでは叶わず、相性が合う編集者さんや出版社さんとの出会いにかかっていると言ってもいい。
富永さんは結構いろんなことがあって…(ここには書けないことも、、)今回の一冊目が出るまで約3年半、、諦めずにずっと努力されていました。
その途中途中でお話を聞いていたので…感慨深い!!
お祝いができて本当に嬉しかったです^^
本のタイトルの通り、富永さんは学校に行けなくなってしまった息子さんと向き合い支える中で、心理カウンセラーとなった方。
この本では、NLPの理論に基づき、「毒になる言葉」を「薬になる言葉」に変えて、息子さんを支えてきた具体的な声がけ事例が、たっぷりと紹介されています。
現在息子さんは二十歳、大学生だそうです。そして、富永さんは心理カウンセラーとして活動されています。
ざっと紹介するとこんな簡単な言葉になってしまうのですが、本を読むと、富永さんご家族のここまでの道のりの激しさに、言葉を失います。
当事者の親御さんが、ここまで書いた本は珍しい。
都度都度何が起こり、何に悩んだのか、本の中でかなり詳しく書いていて、この内容で書くことを息子さんも夫さんも応援してくれたというのもすごいです。
それでですね。
これ、いわゆる子育てジャンルの本なので、独身&子無しの私 上杉は、最初、「私には関係ないだろう」と思っていたんです爆
ほんっとすみません。。
ですが、1回目に読んでこう思ったんです。
あ、私、自分で自分に「毒になる言葉」を言ってるなと。
「いつまでSNSやってるの!」
「時間無駄にしないの!さっさとお風呂に入りなさいよー」
「今日やるって言ったのに、あれもこれもやらなかったじゃない」
とかとか。
本の中で、富永さんがこう書かれています。
専門家の方々は、親子へのサポートが終了すれば何の責任も負う必要はありませんが、親はそうはいきません。
子供が不登校から引きこもりになってしまったとしても、親は責任もって面倒を見る必要があります。
「親が子への責任を持つ」ここには異論もあるかと思いますが、富永さんご自身の強い覚悟を感じる一文。
そして、親と子の関係以上に、
私たちは自分自身と一生付き合っていかなければいけない。
その一生付き合っていかなければならない自分に、どう声がけするのが良いのか。
子育てに限らず、人生の課題に向き合っている人に、何かきっとヒントがある本だと思います。
友人が、全てを出して書き切った一冊です。
多くの人に届きますよう。
上杉惠理子