ゆかいで素敵な起業家仲間たち

漆器ときものの共通点/楽膳RAKUZEN 大竹愛希さんとの出会い

こんにちは!
上杉 惠理子です。

突然ですが…

漆器を使っていますか?

漆器、漆塗りの木製の器です。

実は先週末、ある方にご紹介いただきまして、福島県・会津の伝統工芸である漆の器を現代に再提案されている素敵な女性にお会いしました^^

楽膳RAKUZEN 大竹愛希(おおたけ あき)さんです。


(左が大竹さんです^^ )

福島ご出身の大竹さんは、福島・会津の漆器を現代のライフスタイルに合ったデザインで作り伝統工芸 漆塗りの魅力を伝えていらっしゃいます。

私、漆って、高級品でお手入れが大変そう…と思っていました。

実は漆の器は、

和洋どんなお料理にも合い

口当たりも良いし

天然の抗菌作用を持っているので、食材の傷みが気になる夏も安心。

木なので、熱いお味噌汁を入れても、器が熱くならず持ちやすい
陶器よりも軽い。

何よりも、長持ち!!

大竹さんが感じる漆器の一番の魅力は、
おばあちゃんから孫へ思い出とともに受け継いでいけること
それが良い!と話してくださいました。
 
 

…というか、きものと一緒じゃないですか!!

もうすっかり意気投合^^

大竹さんがデザインする漆の器はお子さんからご高齢の方、
障がいを持つ方、私のようにそそっかしい人でも誰でも使いやすいデザインで、かつ、おしゃれで洗練されている点が特徴。

お茶碗やお味噌汁用にぴったりの「楽膳椀」は底に指を引っ掛けられるようになっていて持ちやすい!

ぐいのみ「らく杯」は、お酒の産地でもある福島らしく、普通のぐいのみよりも大振り。

起き上がり子法師のように傾いても元に戻る倒れにくい設計なのでお子さんのコップ練習にもぴったり。

使うひとも、作るひとも嬉しい大竹さんデザイン会津の職人さん手作りの楽膳の器は

  • グッドデザイン賞
  • ソーシャル・プロダクツアワード
  • フランスのグッドプラクティス

…など数々の賞を受賞されています!!

お話したら、愛希さんと私は年代もほぼ同じ。

同世代の女性が、同じ和の文化を受け継ごうと頑張っていらっしゃる姿に、短い時間ながらとても刺激をいただきました!

漆の器は小さい頃、おばあちゃんの家で使ったきりでしたが大竹さんのお話を伺ったら私も使ってみたくなりました^^

きものと漆の器、一昔前までは この国の生活に溶け込んでいたのに、今は、なぜか遠い存在になってしまっている。

だけど、知ってしまえば、とても機能性の高さに驚き、とても身近に感じられるのはきものも漆の器も一緒だなぁと思いました。

日本の和の暮らしを支えたモノにはたくさんの知恵と感性が詰まっているのですね。

▼楽膳RAKUZENさんHP
http://www.raku-zen.net/index.html

私もきものに加えて、衣食住、それぞれに和のモノをちゃんと取り入れていこうと思います。

そして、大竹さんのように和の文化を国内はもちろん、世界に向けてどんどん発信されている方にきものを着こなすお手伝いをしたいのだなぁと思いました^^

きものは世界に飛び立つ日本女性の最強の勝負服!ですから^_-☆


上杉惠理子