徒然日記 〜日々出会う本や映画〜

今、なぜ茶道なのか/竹田理絵著『教養としての茶道』

こんにちは。上杉惠理子です。


昨日は楽しみにしていた本が届きました!

『世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道』

竹田理絵著 自由国民社
https://amzn.to/3B9smO

昨年末より裏千家茶道のお稽古のご指導いただいている グローバル茶道家 竹田理絵先生のご著書が、昨日27日発売でした!

銀座のお茶室での年始のお稽古にて、先生との一枚♪


Amazonで予約すると発売日より1~2日後に届くことが多いのですが、今回は発売日当日にポストに届いていました!!Amazonさん、ありがとー❤︎❤︎❤︎

開いてみたらおもしろすぎて一気に読み切ってしまった…!!

竹田先生は、世界各地でお茶会を開き、来日した観光客からVIPの皆様まで多くの方にお茶を点ててこられた方。

巻頭のカラーページには、ロンドンの美術館やローマの教会などで茶会を開いているお写真や、ブルネイ国王即位50周年の式典で王女さまにお茶を点てられたときのお写真が並んでいます。

…す、す、すごすぎる。。

竹田先生はすごい方なのですが、普段お会いしお稽古いただくと、いつも優しい笑顔で柔らかく気さくな方です。

私もお稽古に通い出して半年ちょっと。

  • お茶のいただきかた
  • お菓子のいただきかた
  • お辞儀のしかた
  • 床の間の拝見のしかた…

予想以上に覚えることが多くて、わたわたする私ですが、先生は何度も丁寧に丁寧に教えてくださいます。そして、ひとつひとつ所作に込められた茶道の心を丁寧に教えてくださいます。

ものすごく充実の内容なのに、とても読みやすいのは、まさに「茶は服のよきように点て」そのままに、お稽古のときと変わらず、先生が読み手の心に寄り添ってくださっているからだと思います。

本当の茶人でいらっしゃるのだなぁ。

海外の方々が、茶道をはじめ日本文化にどんな眼差しを向けていらっしゃるのかも良くわかります。

中でもハッとしたのが 

「どの国の大統領も茶道のことを学ばれてから訪日くださる」

という一文。

訪れる国を尊敬する意味でもきちんとその国の文化を学ぼうとされる。そうやって日本に来てくださる。

逆の立場になったときに、自分も訪れる国のことをどこまで理解できるだろうか。

自分が生まれ育った文化を学ぶことは、他の地域の文化を学び理解するためのまず最初の一歩なのだと思いました。

織田信長が人心掌握に、茶道を思い切り活用したお話、本能寺の変がなければ今の茶道はなかったかもというお話…などなど歴史好きにもたまらないお話がいっぱいでした♪


茶道に触れるのが初めてな方も。ぜひ。めちゃくちゃおすすめです…!

『世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道』

竹田理絵著 自由国民社
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いやぁ、、ほんっと素晴らしい本だった。。

「一座建立」の読書体験でした。

私の2021年マイベストの三冊にランクイン決定だわ…!!

上杉惠理子


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