こんにちは。上杉恵理子です。
突然ですが、
俳句
って作ったことあります??
「夏草や 兵どもが 夢の跡」by松尾芭蕉
のように季語を入れて、五・七・五のたった17音で表現する世界で最も短い詩。
それが俳句です。
私が俳句に初めて触れたきっかけは、お友達の土居えりこさん。
お父様が界隈ではかなり著名な俳人でいらっしゃって、お父様が亡くなられた後、2022年にクラウドファンディングで句集を制作したのです。
私も一冊応援購入させていただき、俳句ってこう作れば簡単なんだよと教えてもらいました。
それがきっかけで、共通のお友達であるセラピストの 福永敬子さんが俳句にハマり!
敬子さんの俳号まりもを冠したZOOM俳句会、「まりも会」を月一回開催されています。
敬子さんから俳句の話はいつも聞いていまして、2月28日ついに!私も「まりも会」の俳句会に初参加してきました^^
しかも敬子さんのお誕生日の俳句会♪ めでたしー!
といっても私は自分で俳句を読まない見学参加でしたが、俳句会ってこうやるんだ!!!と初体験でした!
俳句会はどう進めるかというと…
- 開催前までに、それぞれテーマに合わせた句をフォームから提出
(リアルな句会では、短冊に書いて提出するところもあるみたい) - 当日、提出された句を無記名でランダムに紹介
- 参加者はその中から、特選1句、並2〜3句を選ぶ(選句)
- ひとりずつ選んだ句を発表(句をとる)
- 提出された句をひとつずつ、選んだ人の感想を聞いたあと、読み手を発表!
という流れ。
選句は、良いかどうかで選ぶのではなく、好きかどうかで選ぶ。
「好きな俳句を、好きに語るのが句会」と若狭先生がお話くださったのが印象的でした^^
私は選んだりもしない見学だったので、みなさんのお話をじっと聞いていたのですが…
言葉の奥深さを感じる貴重な時間でした。
「蒼天」
「雨」
「月の道」
「引っ越し」
馴染み深い素朴な言葉になればなるほど、その言葉に抱くイメージは、人によって全く違う。
選んだ人がその言葉から感じたことと、作者が持っていたイメージと、大きく異なることが当たり前。
その人の人生の経験、触れてきた世界、ご先祖様や生まれ育った土地に支えられての何か… そうしたものから、人それぞれ、言葉へのイメージを持っている。
言葉の奥にある、壮大な意味世界を目の当たりにした気分。
楽しく、驚きに満ちた2時間でした。
私はここ二年ほど、趣味というかライフワークとしてエッセイを書いています。
ビジネスでの記号的な言葉を使った、わかりやすさを第一にした文章を書いてばかりだと何かバランスが悪いなぁと感じまして。
芸術としての文章、絵を描くように文章を書くことを試しています。
このことは、エッセイ講座一年終えた時に書いたこちらのブログに詳しく書いています。
エッセイの講座で毎回のように先生が伝えてくださるのが、記号としての言葉の奥に、壮大な意味そのものであるコトバがあること。
俳句会でまさに、コトバに触れたなぁと。
そして最近、エッセイを書いていることが、どうも仕事に通じる気がしているんです。仕事のためにエッセイを書くつもりは全くなかったのですが…不思議。
でもそうなの。
マーケティングは言葉を使います。
モノを作り込むことも、数字でチェックすることも、画像や動画を多用することももちろん大事だけど、未来のお客様の心を動かすのは言葉。
そのときに、言葉を道具として、使いこなそうとするのか。
それとも言葉を預かりものとして向き合い、言葉の力を借りようとするのか。
伝わり方が大きく変わる気がするのです。
まだうまく言えないんだけど…
簡単に、俳句はビジネスに効く!なんて言う気はないのですが、言葉との関わり方が変われば人生が変わり、それはあらゆる場面に波紋を広げていくのだと思います。
さりげなく俳句にハマる人が多いのもわかります!!^^
私もいつか「まりも会」に、句を提出してフル参加して見たいなぁと思います🎵 ←敢えて「いつか」笑
まりも会の開催情報は、敬子さんのメルマガをチェックしてくださいませ〜
福永敬子さんメルマガ「魔女の薬箱」
https://www.reservestock.jp/subscribe/24750
敬子さん、どいちゃん、若狭先生、ご参加の皆様、昨夜は本当にありがとうございました!
上杉惠理子
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